キャプテンシーとは何か?川崎F小林悠・谷口彰悟が中村憲剛を見て思うこと
【川崎フロンターレ】小林悠選手×谷口彰悟選手 特別対談!①
自分が得点王になることでチームの結果にもつながる
――もう一枚「全試合出場」というのは?
小林 どうしてもケガのイメージが強いと思いますが、昨季から減ってきてますし、すべて出場したその先に「代表」の文字も見えてくると思うので書きました。入団以来、Jリーグ34試合、フルで出場したことがないので、今季こそは出場したいですね。
谷口 僕の場合、2年目、3年目で「全試合出場」は達成したので、今季は34試合、フルタイムでの出場を目指したいです。
――谷口選手は今季、得点も量産してます。
小林 彰吾は今季、キャリアハイで得点を決めてるし(第31節終了時点で7得点)、俺もうかうかしてらんないね。
谷口 もっと決めてかなきゃいけないと思いますね。チームのプラスαの武器になれればと。
小林 今年の天皇杯もそうだけど、負けたらそこで終わりって試合では、セットプレーが大事になってくるから。
――先ほども言いましたが、小林選手は得点王が手に届くところに迫っています。
小林 「得点王」は、キャプテンとして吹っ切れた後に書き足したものなんですけど、自分がそうなることでチームの結果にもつながる。まだまだリーグ戦も優勝を狙える位置にいるし、そこは狙っていきたいですね。
谷口 僕はポジション的に(得点王は)難しいので…「無失点試合」を増やすこと。それには、ひとりで防ぐ…1対1の局面で勝つ率を、もっともっと増やすこと。ヘディングの競り合いもそうですし、現状よりできるプレーを増やす。質を高めることが大事だと思っています。具体的には、昨季は年間での失点が39点。全部で34試合あるので、今季は試合数より下にすることが目標(第31節終了時点で失点は32)。もちろん、得点の方も狙っていきたいです。みなさんの、応援よろしくお願いします!